インナードライに気を付けて!

 

口の渇きを訴える「ドライマウス」。
パソコンやスマートフォンを長時間見続けるため、まばたきをする回数が極端に減り、目のうるおいが失われる「ドライアイ」。
さらに最近では、筋肉量が少ないことで水分を摂取しても体内に保持できないことから起こる「ドライボディ」など、
人間の体の様々な部位の乾燥がクローズアップされています。

 

インナードライとは?

肌の乾燥対策は早い時代から着目され、改善のための研究や商品開発も進んできました。
しかしそれらは、肌表面(表皮)に着目したもの。

 

「肌荒れ」「カサカサ」を防ぐ乳液や保湿クリームはもちろん、汚れとともに失われたうるおいで、
肌表面が最も乾燥すると言われる入浴後に、ボディミルクでお手入れする人も多いでしょう。
そのことで肌の表面は確かにサラサラになります。
でもそれだけで大丈夫なのでしょうか?

 

肌は紫外線を含む直射日光や、冬場の乾燥した空気、夏場のエアコンの風など
過酷な外気と常に触れ合っている最前線にあるのです。

 

しかも顔は、服などで外気を遮断することが少ないうえに、化粧品という化学物質とも常に触れ、
さらにそれらが直射日光とまた化学反応を起こす…など日常的にストレスと負担をかかえています。

 

加齢や無理なダイエットによるホルモンバランスの不調、夜更かしやストレス、栄養バランスの偏った食事、
日常生活の乱れなどが重なると、皮膚は油分と水分のバランスを保てなくなります。
この状態が「インナードライ」です。

 

 

インナードライとは、文字通り皮膚の内部が乾燥している状態。

 

表面(表皮)はしっとりと、みずみずしいようでも、肌の深いところ(真皮)では弾力性が失われ、
水分や油分が蓄えられていないことを示します。

 

主なトラブルが現れるのは、外気に触れることが多い顔や腕、手の甲や指、足などですが、
皮膚の割合が少ない骨格部分や関節にも起こります。

 

人間の体内の水分は、60%を切ると生命の危険にさらされると言われます。
特に肌は外気と常に触れ合うことで、汗が乾く以外にも常に水分が蒸発し体温調節を行っています。

 

しかしいったんインアードライになってしまうと、肌は本来の防衛本能から、
それ以上の乾燥を止めるため、表面に皮脂を活発に分泌させ、
いわばバリアのような膜を作って、肌を守ろうとします。
「顔がテカる」「皮脂でベタつく」「毛穴が目立つ」と感じるのは、そのためです。

 

なので、そんなインナードライには、これまでの表皮の保湿だけでは改善にはつながらないのです。

 

インナードライが招く、緊急肌トラブル

すぐ分かるのは、シミ、くすみ、しわ、たるみなど、ハリのない肌の表情の原因にもなるものです。

 

その前段階には、このような自覚があります。

  • 毛穴の開きが目立つようになってきた
  • 皮脂で化粧が崩れやすくなってきた
  • 皮脂がTゾーン以外でも気になりだした
  • 皮脂そのものの量が増えてきた(出るポイントも増えてきた)
  • 大人になってニキビができた
  • 肌がつっぱれる
  • 化粧がのりにくい
  • これまで使ってきた乳液や化粧水では、効果が感じられない
  • 日に当たった肌の赤みがなかなか戻らない

年齢や肌がさらされている状態(どれだけ日光を浴びているか、どれだけエアコンに肌が当たっているか)でも全く違ってきます。

 

またこれらの外気からの原因のほかに、見逃してはいけないのが、メイク落としや洗顔の時です。
時間が経過しても化粧直しをしなくてよい下地、目元を際立たせるアイメイク、ウォータープルーフファンデーション、
絶対焼かないための乳液、発色のよいチークなど、女性たちの声を受け、持続性のある化粧品が次々と発売されています。

 

と同時に、その崩れない、すぐ落ちないメイクと触れ合っている肌、
またそのメイクを落とすための刺激の強いクレンジングも必要になってきます。

 

 

クッキリしたマスカラを落とすとき、ついついゴシゴシしたり、ペーパータイプのクレンジングシートで強く拭き取ったり、
クレンジングオイルだけでは物足りなくて、さらにクレンジング洗顔も…とそんな経験ありませんか? 
これを肌が非常事態と感じることは、もう分かりますよね。

 

さらに外気を遮断していて、肌トラブルと一見関係のなさそうな、服と肌が触れ合っているところも要注意です。
先にインナードライは「皮膚の少ない骨格部分や関節にも起こりやすい」と書いたのは、そのためです。

 

つまり、外気の乾燥は防げているものの、肌と服の繊維が常にこすれ合って摩擦が起こり、
それが時間を経ると、知らず知らずのうちに肌トラブルにつながってしまう…ということです。

 

この部分は皮膚の厚みも少ないため、水分や油分を蓄える真皮のクッションも薄く、弾力が失われがちに。
服の繊維も木綿や絹よりも、化学繊維との摩擦による肌トラブルは、二の腕のザラザラやブツブツ、
ひじの黒ズミ、ヒリヒリといった形で現れます。

 

インナードライによる肌トラブルの解決法

その鍵を握るのは「肌のターンオ−バー」。
肌自身の再生能力の時間周期です。

 

一般的には肌再生のゴールデンタイムは午前2時までに来るといわれています。
しかし最近では、これにプラスアルファされ、就寝してから3時間、ノンレム睡眠になったときが、
肌のターンオーバーに、より効果的だとされています。

つまり熟睡状態になると脳の活動が休まり、心拍数が下がり、血圧も下がることで、
リラックスしたときに出るホルモンが、外気などで傷ついた肌修復のサポートをしてくれるのです。

 

肌のターンオーバーは残念ながら、加齢とともに遅くなります。
年齢を重ねると、夜中のトイレが近くなるなど、肌以外の身体のトラブルも増え、
熟睡までに時間がかかったり、なかなか熟睡できなかったりします。
そうなると修復が間に合わないまま、更にトラブルを抱える…という悪循環が起き、シミやシワにつながるのです。
真皮の弾力性の回復も遅れます。「モチモチした肌」でなくなるのも納得です。

 

 

睡眠不足は、年齢層の高い方だけの問題ではありません。
若年層の方も、ベッドでスマホをいじりながら夜遅くまでネットしたり、LINEをしたりなどありませんか? 
いくらベッドで横になっていても、脳の活動が活発なためなかなか寝付けず、
結果として年齢層の高い方と同じような、睡眠不足に陥ってしまうのです。
もったいないですよね。

 

またメイク落としと同様に、普段の洗顔や化粧水などのパッティングにも気を配りたいものです。
ゴシゴシこすりつけるような洗い方はNGです。

 

また冬場は水道の水が冷たく、ついつい朝の洗顔をお湯でする人もいますよね。
その場合はさらに注意。
夜のお風呂でお湯で洗い、さらにまた朝お湯で洗うと、また肌が悲鳴をあげますよ。

 

ふわっとした泡で包み込むように、お湯でも体温より高くならない程度で、
手で水をすくうようにはじき飛ばしながら、タオルドライも水分をしみこませる程度で済ませましょう。

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